ETFについて「投資信託」と「上場投資信託」の違いを解説
ETFとは「Exchange Traded Funds」の略。
上場投資信託という投資であり、証券取引所に上場しているものを取引する投資信託です。株式同様、証券取引所を通じ売買取引できるという特徴を持ちます。
ただ、ETFは上場している金融商品が対象であり、一般的な投資信託と比べ
商品数
種類
などは圧倒的に劣ります。
上場している分安心感などは強いですが、投資において選択肢がないというのは、リスク分散の観点から見ても致命的です。
なぜなら、投資先が少ない分大きな金額を1つ1つに投資するため、何か起こって価格が暴落した場合、資金が大方溶けるということもあるからです。
具体的に
資金100万円
投資先3つ
という場合には、1つあたり約33万円を投資します。
極端な例ではありますが、1つの投資先で価格の暴落が起こると、資金のうち一気に30%を失いかねません。
そのため、ETF単体で稼ぐと言うより、他の投資と組み合わせての利用がリスクを分散でき効率的です。
REIT(不動産投資信託)などと合わせた利用を考えてみてください。
REIT(不動産投資信託)について「利益が出る仕組み」を解説
REIT(不動産投資信託)
ただ、通常の投資信託とは異なり、REITでの投資対象は不動産である点を押さえておきましょう。
REITでは、集められた資金を使いファンドマネージャーによって不動産投資が行われます。
そして、その結果得られる
✓ 家賃収入
✓ 不動産売買益
などを投資者に配当し、利益が出る投資です。
普通の投資信託では金融商品が対象ですが、REITでは不動産という現物が対象であるため、精神的なハードルが低い点が特徴。
ただ日本国内は地震などが多く、不動産は価値が変動しやすいため、安定して稼げるかという点は何とも言えません。
そのため、投資に迷う時はREITで集めたお金の投資先の不動産について、どの地域かなどを聞けるだけ聞いておくことをおすすめします。
ネットにも情報はありますが誤情報も中にはあるため、
興味がある方は銀行などで一度詳しく相談してみてください。
IPO(新規公開株式)は儲かるのか?IPOで負ける人の特徴を紹介
IPO(新規公開株式)を知っていますか?
IPOは素人でも勝ちやすい投資です。
「本当にIPOは儲かるのか?」
「IPO投資はどれくらい儲かるのか?」と思われて行動してない人も多いと思います。
「IPOが儲かる」と思われているのは、初値売り時のパフォーマンスにです。
簡単に言うとIPOは初値が公募価格を大きく上回る事がほとんどです。
初値売りをすれば、その差額が利益になります。
このIPO株の勝率は4年で87.4%です。かなり高い勝率です。
2015年~2018年に至っては勝率90%前後です。5年間の平均でも85.7%です。
にも拘わらず負ける人もいます。
それは
普段IPOの銘柄に応募しても買わせてもらえない人
顧客ではない人
顧客であっても細客な人です。
でもなぜ
87.4%が勝てて
12.6%しか負けないIPO株が負け組に回ってくるのでしょうか?
答えは簡単です。
発行株数が多く証券会社が販売するのに四苦八苦して、
普段儲かるIPO株を売ってもらえないのに人気のない発行株数が多い売れ残りが負け組に回ってきたのです。
もし、証券マンにIPOを勧められたらなぜ私の所にこのIPO株が回ってきたのか尋ねてみてください。
証券マンの回答が楽しみですね。