「元本保証」きちんと理解してる?
実はこの世の中に元本保証は正確に言えばありません。
元本保証は本来もつリスクを相手が請け負っていることで成り立つのです。
例えば家電を買った時に購入者が持つリスクを代わりにメーカーが持ってくれていると言うような形なのです。
ただ、リスクを持っている分リターンも貰えます。
リスクだけ持っているという状態は会社として非常に危険な状態になりますので、当然その利益は上乗せされるという事ですね。
ですので元本保証の対象が金融商品の場合、お客様の利益率は低くなります。
投資信託はお客様側にリスクがあるので、銀行預金よりも多い利回りを得ることができる仕組みなのです。
元本保証=リスクは少なくリターンも少ないので利益率から見ると元本保証が必ずしも良いという訳ではないのです。
投資の方程式を理解する
投資の方程式は金額×利率×時間=で、決まります。
利率=リスクとも言えます。
この計算式で行くと時間を掛けずに大きなリターンを得るには金額を大きくするかリスクを大きくしなくてはなりません。
逆にリスクを取りたくないけど大きなお金が欲しい場合は金額を増やすか時間を増やすしかありません。
お金もないリスクも取りたくないのであれば時間が味方してくれます。
リスクを全く取りたくない場合はリターンが0です。
リスクは無いようで火事や強盗などリスクはありますがタンス預金とかリターンはありませんよね。